門田瑠衣子「自分の近未来ビジョンを描く」

 

「自分の近未来ビジョンを描く」~X年後のSEOYグランプリ受賞スピーチ作成~

201X年、あなたの活動、功績が認められ、あなたはSEOY日本プログラムに、グランプリ受賞者として壇上に立ちスピーチをすることになりました。
その場面を想像し、スピーチ原稿を作成してください。


 

門田瑠衣子:

このたびは、このような光栄な賞を賜りましたこと、応援してくださった皆さまに、心から感謝申し上げます。

エイズとエイズ孤児について語ろうと集まったメンバーでX年前にプラスを立ち上げ、ウガンダのスラムにある小さな小学校から活動を始めました。「とにかくやれることをやろう!」と全くノウハウがない状況から活動をはじめ、さまざまな方々と出会い、支えられ、学ばせていただきながら、あっという間にX年がたちました。これまで出会ってきたエイズ孤児達は、エイズで親を亡くしたということで、差別される厳しい状況にありました。また、HIV/エイズが地域で蔓延し、たくさんの大人たちが命を落としていき、孤児を受け入れるどころか、社会基盤そのものが揺らいでいる、そんな状況でした。

そんな中で、いったいどんな支援が必要なのか、考え、試行錯誤してきました。支援をしてもどんどん増え続けるエイズ孤児、そしてHIVに感染する人々・・・。地域が自立し、地域の人々が地域のために活動する仕組みを作ろうと試みる中、それがとても大きなチャレンジである一方、大きく深刻なエイズ問題に対しては、それはほんの小さな一歩に過ぎないのではないか、というジレンマに陥るときもありました。

そんな時、いつも私の心の中に浮かぶのは、子ども達の笑顔であり、共に活動するアフリカの人々の頼もしい顔でした。私達は、アフリカの人々が、それも政治家でも、お金持ちでも、エリートでもない、いわゆる「普通」の人々が、地域を変えていくことを信じ、彼らの思い描く社会を共に創っていくことで、問題に取り組んできました。その結果、たとえばケニアの事業地では母子感染のケースが、30%減少しています。これからも、さらに事業を拡大し、エイズ孤児支援のために邁進する所存です。

本日は誠にありがとうございました。

 


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